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【積丹岳】標高1,255.3mのこの山は、登山やスキーをしに来る人も多く、夏は高山植物群や山頂から日本海の風景なども見られ 多くの登山家楽しまれているが、毎年冬になると人の命を奪うほどの自然の恐ろしさを見せてもいる。 積丹岳の2合目にポロエプイ小屋という山小屋があり、雪のない時期ならそこまで車で行けるんだけど、 冬の間は2合目まで歩いて行って、山小屋が潰れないために雪降ろしをしなくちゃいけないのです。 自分のために。そして誰かのために。この小屋を40年守り続けている男達がいる。 AM11:15 2合目までとはいえ、スノーシューやスキーをはいてひたすら登るのは夏山登るのと冬山登るのとでは全く違うものだから大変。 こうやって見ると雪深そうには見えないけど、スノーシューを履かずに登る事は埋まってしまうからとっても無理。 膝まである雪をラッセルしていかないといけない年もあるそうで、その時はかなり過酷だとか。なので今回の私はラッキーだった。 そこまで行くことが大変なのを承知で、私も冬山登山に挑戦してきました。 この日はスノーシュー日和だったので、登山なんて小学生以来の私でも、かなり軽快に楽しみながら歩けた。 身体は小さいけど体力はあるみたい。でも登りながら写真も撮らないといけないので、写真の細かい設定とか面倒でしてません。 ダケカンバの樹皮のことを「樺皮」と書いて「がんぴ」と呼ぶ。 がんぴは薪ストーブの焚き付けに必要なのだけど、剥がし過ぎると木が枯れるので、 毎年違う木から少しずつ剥がして使う。( 【Pillo's Log Book VI】より) まあとにかく気持ちの登山日和でした。山の中で冷えたら大変なことになるので着込んできたけど、 暑くてユニクロのヒートテックシャツ2枚着てるだけで十分だった。でも山の天気は変わりやすいので油断大敵。 PM12:45 ポロエプイ小屋が見えてきた。 これがポロエプイ小屋。か・・かわいい!チェック柄!W なんでチェック柄なのかというと、この小屋で使われてるトタンがさんまの蒲焼で出来てるから(笑) 当時さんま蒲焼の工場で廃材になったものを再利用したとのこと。私はこの小屋をポロエプイ小屋(別名:さんま御殿)と名づけました。 まずは小屋を暖めて部屋の温度を上げ、屋根の雪が落ちやすいようにする。 さきほど白樺から剥いできた樺皮を使うとすぐに火がついた。 到着したところで仕事はこれからなので、まずは腹ごしらえするために男の料理。 本格的な蟹汁! ウドが良い風味を出してて、銀杏草という北海道内で春先だけ採れる高級海草が、ツルツルコリコリしてて美味しいこと! 銀杏草の採取が始まりました。キロ○○円で・・というニュースを見て、やけに高い海草があるもんだと思ってた矢先だったので これを食べるだけに山登ったカイがあったもんです。 PM14:20 作業開始。この日以外にも1度来てて、半分下ろしてはあるみたいなんだけど、それでもこの量。 今年は雪が少ないとはいえ、山の中では例年と変わらぬ天候みたいです。 何トンもの重さの雪に、よく何十年も耐えているよね。こうやって雪降ろしに来てなかったら、とっくに潰れてるんだろうけど・・ 固く重い。サラサラフワ~~とはいかないもんで苦戦。 父が建てた小屋を子が受け継ぎ守ってゆく。 お父さんは登山家で。なのでその血を受け継ぐピロも登山をずっとしているそう。 二人はとても仲がよく似ているらしい。 PM15:49 雪降ろしも終わりに近づいてきた・・ 子「風来たな」 父「西だ」 風は前線が通り過ぎようとしている兆候で、良くも悪くも天気の変わり目である。 西から吹くと多くの場合北に廻って最悪な風向きになるので、早めに下山しなければ。 積丹岳は岬の先端に飛び出ているので西風も北風もまともに受けてしまうらしい。 ポロエプイ小屋雪下ろし完了!お疲れさまでした。 男だね~かっこいいねぇ。やはり何かに一生懸命になってる人ってとても輝いてていい。 家にいて食べたり呑んだりゴロゴロしてる男性になんて魅力ないもの。若かろうが歳いってようが、何かに打ち込んでいなきゃね。 この雪降ろしを終えてから1ヵ月半が過ぎ、この地にも春がやってこようとしている。 沢山の登山家が積丹岳やポロエプイ小屋に訪れれるのは、 こういう方達の努力の下にあるということを忘れないようにしなきゃいけないなと思った。 ところで私は今年に入ってから、写真以外の事で 自分を高めたい衝動が盛り上がっているのですわ。 そして人知れずして色んなアクティブな事に挑戦しております。 第二弾は雪山登山に挑戦するというもの。 その前の月の2月4日に挑戦シリーズ第一弾として ロッククライミングに挑戦。 高所恐怖症克服のためと、1回登るとウェストが 2センチ縮まるという噂に踊らされて(笑) でもこれで分かったのは、 自分は大して高所恐怖症ではないということだったw 4月3日、挑戦シリーズ第3弾は、 北広島駅から東札幌までの片道18、6キロ、 往復37.2キロを自転車で走破するというもの。 26インチ自転車にどんどん抜かれてく 20インチの折りたたみ自転車での登りは困難を極め、 3キロほど走ってUターン。 第3弾はビックリするほど簡単に挫折(爆) まあ、色々挫けたり夢失ったりすることなんて 生きていれば山ほどあるわけで。 それでもせっかく生きているのだから 生きてて良かったと思えるような楽しい事に出会いたい。 そんなことを思いながら色々トライしてみてます。 小さなことからコツコツと(笑) 自分の人生の終わりが来たなどと思うのは早いね まだまだ人生の半分も生きてないのだから。 Top▲ |
by benyanco-ltd
| 2009-04-15 00:56
| 男なら
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