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beniです。 フイルムカメラ(Nikon F3)で、北海道の昭和レトロな街を撮り歩いてます。twitterは@beni49、Facebookは本名でやってます
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希望の芽
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7月13日~16日の間、支える医療研究所の被災地支援報告のための撮影で被災地入りしました。
初日の13日は夕張希望の杜の辻理事長に案内してもらい、気仙沼と陸前高田の状況を見てきました。


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陸前高田は瓦礫がほとんど撤去された状態で更地になっていました。
大きな建物だけが数件残されていましたが、マンションの4階の高さまで津波が襲ってきたというのがわかります。。
その場に立つと、こんなに高い津波が襲ってきたなんて・・・と、TVの報道を見ているだけでは伝わらない恐怖を物凄く感じ、
もう、なにも言葉がでなくなる。カメラのシャッターも記録のために押さなきゃと、意識して押すのが精一杯で
構図だのなんだの考えれる心境ではなくなり 頭の中がカラッポになりました。



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この時4ヶ月が経ち、やっと瓦礫が撤去された状態。これから、どう復興していけばよいのか考えようと思っても難しい状況でしたが
復興には長い年月がかかるということを改めて強く感じ、長い支援をしてゆこうと思いました。
ゆっくりゆっくりとですが・・ あの鯉のぼりのように 希望に向かって空高く



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気仙沼はまだ瓦礫も沢山あり、復興へ向けての撤去作業があちこちで行われておりました。
さんま漁船を海に戻す作業をしています。海に戻されたこの第六十五新生丸は、
この時から約一ヶ月後の8月28日にさんまの初水揚げし、港が活気づきました。
震災3ヶ月半後にはカツオの初水揚げもされて、私が訪れたこの時期、とても美味しい気仙沼のカツオを頂くことができました。
カツオの水揚げ日本一を誇る気仙沼です。復興に向けての第一歩を感じれたことをとても嬉しく感じました。


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気仙沼の街の中は瓦礫だらけでヘドロの臭いもかなりしていますが、
ライフラインも復活しておりバスも運行。まだ信号は壊れたままなので、運転は慎重にしなければいけません。


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気仙沼の街の中を歩いてみます。



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歴史がありそうな趣ある建物もあり、とてもいい街並みだったということは震災後でも感じとれました



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バスの停留場です。お友達はこのバス停がとても好きで、震災前に私もここの存在を写真で見ていました



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奇跡的に時刻表は流されずにいたようです。お友達とも会えたかな。



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『気仙沼 GROUND ZERO ~風の広場~』
街の一角に大漁旗がなびいてて、綺麗に浮き玉などが並べられた場所がありました。
この時は地盤沈下による浸水で近づけなくて、何を意味していたものなのかは北海道へ帰ってネットで調べて分かったのですが
この場所に実家のあった方は弟さんを震災で亡くされ、瓦礫の中から大漁旗とガラス玉を取り出し川で洗って並べて
鎮魂と震災を風化させないために、グラウンドゼロという広場をここに作ったのだそうです。
6月11日には合同慰霊祭も行われました。


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創業90年の老舗のお茶やさん齊藤茶舗 お茶箱を干していました



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笑顔でいっぱい。




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種屋さんの店内に懐かしいものがありました。タイル貼りのタバコのショーウィンドウ。
タバコのパッケージで作った傘とか、懐かしいよね。ハイライトとセブンスター
北海道ではお店の中にタイルのショーウィンドウというのは見かけたことがなくて珍しいので
お店の方に許可を頂いて写真撮らせてもらっていたら、
「今、お茶入れるので上がっていって」と、冷たい麦茶をいれてくれました。


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この日はとても暑くて外の気温は30度を超えていて汗だくで撮影していたので
冷たいお茶を入れてくれたお店の方の優しい心づかいに生き返りました。



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「おじいちゃんがこういうの作るの得意でね、部屋の中にもいっぱいあるので見て行って下さい」
お茶をいただきながら部屋を見回すと、ひょうたんを乾燥させて色を塗り、とても緻密に絵を描いたものや、
可愛らしい造形のひょうたん細工が物凄い数天井からぶら下がっていて


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中には、気仙沼の景色が美しく描かれたものもあり。。
おじいちゃんは、震災の影響で体調を崩して亡くなれたそうです。
「これをどこかに展示したりとかしたかったんだけど、おじいちゃんが恥ずかしいから見せたくないって言っていたんです・・
でも私はいろんな人に見てもらいたいと思うんです。もしよろしかったら、見て行ってあげてください。」
本当に素晴らしい作品がいっぱいあって、素人さんが作ったとは思えないほど。



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宿へ戻る時間が迫っていたのであまり長くいれませんでしたが、
また必ず、おじいちゃんのひょうたんをちゃんと撮りに来なきゃ。
もし、気仙沼に行かれて この種苗やさんを見つけたら、おじいちゃんのひょうたん見に行ってみてくださいね。



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崩壊した家屋はまだあちこちに点在してましたが、日常の生活に戻ってきている街の様子に少しホッとしました。
しかしまだ余震も多かった時期です。心に刻まれた傷が癒えるにも長い時間がかかります。
でも気仙沼の街の人々は皆笑顔で元気いっぱい。いつまでも悲しんでいては前に進めないから



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時計は止まってしまったけど




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街は動きだしている 人の笑顔が溢れている




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希望の芽が咲きだしている




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着実に前に進んでいることを目に焼きつけ、そしてまだまだかかる復興までの長い道のりも実感し、
気仙沼の人々の強い気持ちに勇気をもらいました。自分が出来ることはちっぽけかもしれないけれど
少しずつ、ゆっくりと、長く、支援してゆくこと、3月11日に起きたことを風化させないことを胸に誓いました。

今日、10月11日で東日本大震災から7ヶ月が経ちました。
メディアでも取り上げられることが少なくなってきてますが、気仙沼はまだ陸の上の船も瓦礫もそのままと聞きます
忘れられるのが一番悲しい。わたしはだから絶対忘れない。




撮影:2011年7月14日、15日 陸前高田、気仙沼
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Top▲ | by benyanco-ltd | 2011-10-11 22:56 | 東北
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